江戸三大祭りの日枝神社の山王祭り。神幸祭が6年振りにやってくる!今年は本祭りの年!!

イベント

6月1日21:00~『出没!アド街ック天国』で今回、山王祭りが紹介されます。6年ぶりの大祭という事で、調べてみようと思いました!!

江戸三大祭り

東京都内で行われる3つの大きなお祭りのこと。
・神田祭:千代田区外神田にある神田明神(正式名称:神田神社)
・深川祭:江東区の富岡八幡宮(別名:深川八幡祭や水掛け祭)
・山王祭:千代田区にある日枝神社(正式名称:日枝神社大祭)

山王祭

開催日程:令和6年6月7日(金)~17日(月)
開催内容ですが、なんとこちらの山王祭はアプリがあるので、アプリのダウンロードをオススメします!
神幸祭のリアルタイムの行列の位置が地図でわかるので、焦らず計画的に観れます。『日枝神社 デジタル祭礼図』で検索してくださいね(^^♪
※交通規制もありますので、十分にお気を付けください。
※7~8日は雨が降るかもしれない予報ですが、以降は概ね晴れる予報です。曇りだと助かりますが、雨、晴れ対策はあると良いですね(^^♪水分補給も忘れずに。

千代田区には大きなお祭りがなんと2つあり、神田祭と山王祭は毎年交互に行われていています。
今年2024年(令和6年)は山王祭。しかも本祭りの年で、日枝神社の伝統行事20以上の諸祭典をまとめているそうです。お楽しみたっぷりです。

みどころ

  • 神幸祭[6月7日(金)7:45~17:45]
    なんと言ってもこちらの神幸祭は、山王祭の1番の見どころとなっています。6年振りに行われます!
    東京都心(皇居、国会・日本橋・銀座など)を300mの神幸行列総勢500人が王朝衣装で巡行します。そして江戸時代後期以来の””の山車が登場します。
  • 連合宮入[6月8日(土)16:00~17:00]
    男坂の52段もの石段を神輿を担いで上がる姿は勇壮で見ごたえ抜群!!
  • 稚児行列[6月9日(日)正午]
    男女共3歳~7歳までの子ども達が健やかな成長を願い、稚児の装束に身を包み、身も心も清々しくお祓いを受けて神様のお恵みをいただきます。
  • 山王音頭と民踊大会[13日(木)~15日(土):午後18:30~]
    溜池山王駅前の山王パークタワー公開空地で開催されます。奉納提灯に見守られて、太鼓の音とともにたくさんの方と一緒に踊るのは、お祭りの醍醐味だと思います。

祭りの歴史

・山王祭の祭事の1つ神幸祭は、徳川秀忠公の時代の1616年からと言われていますが、有名なのは1635年徳川家光公が城の楼上にて神幸行列をご覧になって、それが将軍上覧の初見だとか。この頃から「天下祭」とも呼ばれ山車が城内に入れるようになったようです。ただ、本当はいつ頃から始まっていたのか、誰が最初に主催したのかは見つけられませんでした。この頃の徳川秀忠公の時代に、江戸城内から城外に移動された際に始まったのかもしれません。
そして、江戸の町の守護神である神田明神と江戸城そのものの守護を司る日枝神社のお祭りが似通っていることから、神田祭のきっかけと同じだったのかもしれません。他の町の神輿担ぎを手伝って仲良くなり、自分の町の時に神輿担ぎに来てもらうのがきっかけで広がる。困ったときは助け合い、祝い事は一緒に楽しむの精神がとても素敵だと思います。

神幸祭の”象”とは?

江戸時代1728年に徳川吉宗公の命でベトナムから象が輸入されました。(献上されたとするものもあります。)
象は長崎港に到着後、関所の役人から好物をもらいながらも歩いて江戸まで来たそうです。江戸後期の山王祭では、象の山車が一緒にパレードしている姿が描かれています。ただ、本物の象ではなく、人が象の型の中に入って支えながらパレードしていたようです。今回は、足にタイヤが付いているそうなので、楽ですね(^^♪
江戸城へ入る際、半蔵門から入ろうとしたけど、象の型が大きくて半分しか入らなかったから、半「象」門という洒落も使われたとか。
ちなみに半蔵門は、門の警固をした服部正成・正就父子の通称「半蔵」に因んでいるそうで、服部半蔵と言えば、忍者!!と言いたいけれど・・・この父子は伊賀の出身であるだけのようです。ちょっと残念。

まとめ

今回山王祭を調べる際に、日本三大祭りとも載っていました。ただ、山王祭ではなく神田祭とする所もあったので、大きくは載せませんでしたが、神田祭と山王祭は2年毎に交互に開催されていることと、内容が似通っていることから、2つ合わせて1つと考えても良いのかな。と思いました。始まりも何年とはわからなかったものの、きっかけが神田祭と同じであれば始まりは気にせず、単純に助け合いの精神が広まって大きな祭りになっていったと想うと心も温かく感じます。
現在の東京は大都心で交通量も多く、交通規制をしなければ大変なことになりますが、このお祭りの日だけは、助け合い、譲り合い、みんなで楽しくお祝いできたら、良いなと思います。象山車も見たいですね。江戸後期の象は何で作られていたのかも少し気になりますが・・・。あと、お祭りと言えば屋台です。あと6日が待ち遠しいですね。窓にてるてる坊主を下げて、晴れますように。

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